人妻と高校生~秘め事と夫の死
官能小説作品:(全)17551文字
公開日:2020年8月15日
文字数:(第一章)805文字/(第二章)784文字/(第三章)876文字/(第四章)2840文字/(第五章)1027文字/(第六章)4094文字/(第七章)783文字/(第八章)1345文字/(第九章)1214文字/(第十章)2448文字/(最終章)669文字
著者:バロン椿
プロローグ
令和元年10月 、都内で故米田(よねだ)慶子(けいこ)の葬儀が執り行われていた。
「きれいな顔をしているわね」
「本当、80歳だなんて、とても信じられない」
祭壇中央に飾られた遺影は2年前に撮影したものだが、確かに60歳代と言っても疑う人はあまりいないだろう。
喪主の米田(よねだ)智之(ともゆき)はまだ58歳だが、頭髪はすっかり薄れ、年上に見られる。妻だった慶子とは22も違うが、見かけは違和感がない。
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