由紀子は母の慶子に言われた通り、智之とのことは誰にも喋らなかった。
慶子もしばらくは大人しくしていたが、智之はそうはいかない。
「由紀子ちゃんは大丈夫なんでしょう?」と毎日のように迫ってくるが、「そんなこと言ったって、今はまずいのよ」と断り続けていた。だが、疼くものは我慢できない。
節分を過ぎると、「しょうがないわね」と根負けした振りを装い、「あとで行くから」と耳打ちした。
「えっ、いいの?」と智之が目を輝かせれば、「だって、したいんでしょう?」と慶子も顔を赤らめる。
だから、自粛明けのセックスは以前よりも激しい。
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