サッカーママと監督~火遊びの代償(第七章)

サッカーママと監督~火遊びの代償 第七章 サッカーママと監督~火遊びの代償

11月初旬、連休を利用し、太一が夫のいる四国まで一人旅行。羽田空港を出たところで、迎えに来た横田の車で箱根へ。

「亜希ちゃん、箱根に行こうよ」
「お泊り?」
「太一、四国に行くんだろう? いいじゃないか。温泉に浸かってさ」

表向きは「困るわ」だが、亜希子は嬉しかった。人に見られないようにラブホテルに駆け込み、時間を気にしながらのセックスはやはり満点ではない。

「寒いかしら?」
「えっ、ははは、どうせ車じゃん」

愚問だった。観光なんかどうでもよかった。チェックインすると直ぐに予約してあった家族風呂に入り、部屋に戻って夕食までセックス。
その後もホテルに籠ってずっとセックス。

「はっ、はっ、はっ、あなた、あなた、ああ、ああっ、あっ、あっ、あっ、うっ、うっ、うっ、ああっ、あああっ、ダメ、ダメ……」
「亜希ちゃん、亜希、あ、あ、うっ、うっ、お、俺も逝きそうだ……」
「あなた、あなた……い、逝く、逝く、い、逝っ……」

互いに相手の体を強く抱き寄せ、ピッタリ合さった性器は決して離れない、そんな気持ちが「あ、亜希……うっ、うっ、あ、あ、ああ、あっ!あっ!……」と横田を、そして「逝っちゃ、逝っちゃう……」と亜希子を同時に頂きに昇らせた。

翌朝、掃除に来た従業員がベルを押すまで、何度交わったか、二人とも覚えていなかった。

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