サッカーママと監督~火遊びの代償(第九章)

サッカーママと監督~火遊びの代償 第九章 サッカーママと監督~火遊びの代償

10月末頃から、来年の新チームを見据え、ママたちの関心は役員人事に移っていた。中でも会計幹事は一番大変と、
「やっぱり5年生のお母さんが引き受けるのが筋よね」
「毎年代わるのはよくないわ。亜希子さんのように2年間は担当してもらった方がいいわよ。だから、4年生のお母さんね」
と4年生、5年生のママたちの間では駆け引きが始まっていた。

しかし、その当事者である亜希子がいない。

「亮ちゃん、どうしよう?」
「そうだな……」

亜希子と横田も焦っていた。記憶を辿っただけでも、使い込み額は軽く20万円を超えている。簡単には返せない額だ。

「亜希ちゃん、これまでも誰にも見つからなかった。大丈夫だよ」
「でも、万が一にも見つかったら」
「書類を完璧にしておけば大丈夫だよ」

それから毎晩、二人はクラブハウスの監督室に籠り、領収書と会計書類の付けあわせを行い、12月中旬、なんとか整備を終えた。
確かに表面上は辻褄があっている。

それでも、亜希子は心配で仕方なかったが、「大丈夫。これで不正があるなんて誰にも見つけられないよ」と横田に抱き締められると、全てを忘れて甘えたくなる。

訪ねて来る人はいない夜のクラブハウス、「亜希ちゃん」と横田が服を脱げば、「亮ちゃん」と亜希子も服を脱いで裸になる。そして、そのままソファーに横たわると、横田が全身をくまなく舐めまわす。首筋から乳首、お臍、太腿。舌が股間に辿りついた時、そこは既にぐしょぐしょになっていた。

直ぐに入れて欲しいが、「亜希ちゃん、俺にもしてくれよ」もねだられ、体を入れ替えた亜希子は横田のオチンチンを咥えると、ジュポジュポと音を立ててしゃぶった。

困った時は、いつも私を助けてくれる……

その気持ちを込めたフェラチオに、「亜希ちゃん、亜希ちゃん、あ、あああ……」と横田が呻いた時、バーンと音がして、彼の妻、和美がそこに踏み込んできた。誰も来ないと油断し、鍵を掛けていなかった。

「あっ! お前……」と振り向いた時は後の祭り。

「いつまで咥えてんのよ!」と、和美は亜希子の髪を掴んで後ろに引き倒した。

亜希子は41歳、仰向けにひっくり返された裸の熟女を、もう一人の熟女、和美、40歳が上から睨みつける。

「ら、乱暴はよせ」と横田は二人の間に入ったが、「何が『乱暴はよせ』よ。このバカ!」と和美が横田の頬を右手ではたいた。

それでも横田は「いや、間違いだよ。なあ、和美、話を聞いてくれ!」とすがったが、それが和美の怒りに火をつける。

「何よ、同級生だから怪しい仲じゃないって言ってたのに、こんなことして。聞く話なんかありません!」と、再び和美の手が横田の頬に飛んだ。

すると、開き直った横田は「ああ、そうだよ。亜希ちゃんと付き合っているんだ。高校生の時からこうしているんだ。お前とは違うよ」と言い返した。

亜希子は脱ぎ捨てた服を抱えていたが、和美に、「何が『亜希ちゃん』よ。泥棒ネコじゃないの。あなた、出て行きなさいよ!」と罵られ、そのまま監督室を飛び出した。

残った横田夫妻は醜い言葉の応酬。

「いいところだったのに、がっくりだよ。亜希ちゃんにチンポを咥えてもらったら天国だよ。お前がフェラしてくれたこと、あったか?」と横田が言えば、「何よ、フェラチオくらい。直ぐにしてあげるわよ」と和美はスカートをたくし上げて横田の顔に座り込んでチュパチュパ、チュパチュパ……と彼のものを咥えた。

しかし、どんなに必死に舐めても、互いに怒りをぶつけあっている状態では感じる筈はない。ペニスは萎み、「もうやめろよ。お前じゃ感じないんだよ」と、横田は下から和美を突き飛ばした。

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サッカーママと監督~火遊びの代償

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