下着を穿いているはずなのに、直接弄られる異様な感覚。私は無意識のうちに声を抑えることも忘れ、腰を揺らして一樹におねだりを始めていた。
「あぁ…っ、あ…っ、ひぅぅ…っ！」
腰を揺らす度に一樹の長い指が気持ちいいところに出たり入ったりする。つぷ、ぬぷぷ。愛液をだらだらと零してオスに媚びるだらしのないメス犬のように、私は激しく乱れていた。
「はぁ…っ、はぁ…っ！莉奈…っ、可愛い…っ！」
興奮しているのは私だけではなく、一樹も同じようだった。一樹は抱きしめた私の耳元で荒い息を吐きながら、『可愛い、可愛い』と低い声で何度も囁いてくる。官能の混じった声が鼓膜を振動させる度に、ゾクゾクと胸が高鳴る。一樹があまりに可愛いと言うものだから、私の方も照れくさくなってしまってキスをしてやると、一気に奥まで舌を入れられて気圧される。
「ん…ッ、れろ…っ、んあぁ…」
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