女性教師と高校生~あの日の出来事(第一章)

女性教師と高校生~あの日の出来事 第1章 女性教師と高校生~あの日の出来事

昭和49年(1974年)3月、KT高校の2年生は三泊四日の修学旅行に出掛けていた。

その3日目、矢野浩介は昨夜からの腹痛のため旅館で寝かされていた。

「食中毒ではないと思いますが」
女将の顔には「このことは内密に」と書いてある。責任者である校長も大袈裟なことにはしたくないから、「まあ、食べ過ぎでしょう」と笑っていたが、旅館の方は、「こちらの方が暖かいし、ゆっくり休めますから」と、大部屋ではなく、使っていない従業員の部屋、所謂〝女中部屋〟に布団を敷き、おまけに電気毛布も貸してくれた。

午前9時。30分程前にバスが出発し、旅館は静かになっていたが、すーと引き戸が開き、担任である国語科の山口弥生が「大丈夫?」と入ってきた。
誰も残っていないと思っていた浩介は「あれ、どうしたの?」と驚いたが、枕元に座った弥生は「あなただけ残して置く訳ないでしょう」と頭に手を当て、まだ熱があるか心配していた。

「でも、養護の金子先生は?」
「金子さんは『私が残ります』と言ってくれたけど、出先で何かあるといけないから、代わりに私が残ったのよ」
「そうなのか」
「全く心配かけるんだから」

二人は担任と教え子の関係ながら、互いに好意を寄せ合う仲で、キスまでは進んでいたが、それ以上は弥生が「絶対にだめ」と許してくれていなかった。

「へへへ、何だか得しちゃったな」
「バカなこと言わないで」

弥生は浩介のおでこを指でピンと弾いたが、怒っている訳では無い。
秘密を守るために、わざと突き離しているだけだ。だから、長居は無用。
「よく眠りなさい」と言うと、部屋を出て行ったが、浩介もそのまま眠ってしまった。

「浩介君?」
聞き慣れた声に目を覚ますと、枕元に弥生が座っていた。

「あ、先生……何時?」
「午後1時よ」
「え、もうそんな時間?」
「よく眠っていたわ」
「ふぅぅ……」
「どう?」
「うん、もう怠くない」
「そう。それならよかった……ちょっと、体温計」
「うん」

弥生が掛け布団を捲って、浩介の脇の下に体温計を挟んだが、浩介はその手を握っていた。

「ダメ」
「だって」
「熱が上がったら困るでしょう」

ママゴトみたいなやりとりだが、二人はこれが嬉しい。しかし、今日は違う。女中部屋に二人だけ、しかも旅館には誰もいない。甘えてみようと、浩介が寝返りを打って弥生に近寄った時、偶然、彼女も膝を組み直したため、太腿どころか、奥の奥まで見えてしまった。
弥生は慌てて「いや……」とスカートの裾を押さえたが、それが返って浩介を刺激してしまった。
「せ、先生」と弥生に近寄る浩介は膝頭に手を伸ばしてきたが、本能的に「危ない」と感じた弥生は「こ、浩介君、ど、どうしたのよ」と後退りしていた。
だが、女中部屋は狭い。体を起した浩介が「今日こそは、今日こそはいでしょう」と迫ると、「だ、だめよ、それは出来ないって、何度も言った筈よ」と弥生は手を突っぱねても、にじり寄り浩介に抱き付かれてしまった。

「だ、ダメよ」と身を捩る弥生、「いいでしょう」と唇を近づける浩介、大きな声を出せば誰かが助けに来てくれるが、そうすれば、二人の仲は終わる。それどころか、浩介は「強姦未遂事件」として退学、弥生も校長はおろか、教育委員会からも呼び出される。生徒からは好奇の目で見られ、もう教壇には立てなくなる。

「こ、浩介君、落ち着いて」と弥生は必死になるが、興奮して自分を失っている浩介を止めることはできない。

「先生っ」と浩介に押し倒され、着ていたセーターを首までたくし上げられると、それが目隠し、手かせとなり、自由が利かなくなった。

「いや、いやよ、こんなこと……」と弥生はもがくが、その間に、浩介は胸に手を掛けブラジャーを外す。そして、押さえ込んだ弥生の上に馬乗りなると、浩介は着ていたパジャマとシャツを脱ぎ捨て、「好きだよ、好きだよ、先生、大好きなんだよ」と乳房に貪りついてきた。

弥生は「あ、う、あ……こ、浩介君、や、やめなさい」と身を捩って抵抗するが、手の自由が奪われている上に、浩介の体は大きく、乳房を揉みしだかれ、乳首を吸われているのに、どうすることも出来ない。

そのまま体を下げた浩介はスカートのジッパーを下げると、スカートを足から抜き取った。「あ、いや、ダメ、ダメよ……」と弥生は足をバタつかせるが、浩介の動きは速い。ストッキングに手を掛けたかと思うと、一緒にパンティまで一気に引き下ろしてしまった。

もうダメかと弥生は諦めたが、露わになった下腹部に見とれたのか、浩介の手が一瞬緩んだ。その隙に、「ダメ、こんなこと絶対にダメ……」と
弥生は手と首に絡まっていたセーターを取ったが、浩介は既にパンツを足から抜き取っているところだった。

弥生は「いやっ」と両手で股間を隠したが、「せ、先生っ」と浩介はその手を除けようと股間に飛び込んできた。
もう、外に聞こえたら、なんて考えている場合ではない。「ダメ、ダメよ、ここは絶対にダメ。お願いだからやめて」と叫んだが、手遅れ。

浩介の肩で太腿を持ち上げられた弥生は、オムツを替えられる赤ちゃんのような格好になり、全てを彼の前に曝していた。それでも弥生は体を左右に捩って抵抗していたが、顔を近づけてきた浩介の息が陰毛に吹きかかると、「ダメ、ダメ……や、やめて……」と手を突っ張ったが、男の力には敵わない。浩介の唇がそこに触れ、とうとうペロペロと舐められてしまった。

「あっ、いや、いやよ、ダメだってば……」と叫ぶ弥生だが、次第に力が抜けていった。

勿論、浩介は童貞だったが、ペニスを膣に入れればいいことは知っていた。ただ、膣がどんな形で、どこにあるかは知らなかった。

しかし、こうして舐めているうちに、割れ目がパックリと口を開け、その位置も形も分った。

浩介は弥生の両脚を肩に乗せたまま前に進み、ペニスをパックリと口を開けた膣に挿し込むと、弥生は慌てて「あっあっ、ダ、ダメェェ……」と叫んだが、もう遅かった。

そのまま体を重ねる浩介のペニスは弥生の中に収まり、体はしっかりと繋がってしまった。

「イヤ、イヤよ、ダメだって、こんなのダメだって……」
弥生はそう叫び続けるが、浩介は「あ、あ、あああ……」と息遣いが荒くなり、もう射精は避けられない。

浩介は「ダメ、ダメよ!」と叫ぶ弥生を抱えたまま、「あっ!あっ!あっ!」と射精してしまった。

「ダメって言ったのに……」
弥生は涙がこぼれてしまったが、浩介は「先生、はあ、はあ、はあ……」と肩で息をしながらも、満ち足りた顔をしていた。

もう2時間もすれば、みんなが旅館に帰ってくる。
弥生は浩介の体を押し退けると、散らばっている服を集め始めていた。

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